Thrustmaster T150 レビュー|3.2 万円の FFB エントリー機は今も買いか
結論から言うと、Thrustmaster T150 は 2026 年時点で「FFB 搭載モデルとしては最も安価」というポジションを保っているものの、後継機 T18 と T300RS のセール価格(3 万円台)の存在で立ち位置が難しくなっている一台です。実売価格は約 3.2 万円、HORI Apex(FFB なし・1.6 万円)の次のステップとして「FFB 体験への入り口」を担う役割は今も有効ですが、購入判断は「同価格帯の T300RS セールが期待できるか」が大きく影響します。
この記事では、ピカーチャンネルで 11 動画にわたって言及されてきた T150 について、HORI Apex から次のステップを探している初心者と、3 万円台で FFB 入門したい層を主な対象に、価格帯ポジション、後継 T18 との関係、T300RS セール時の比較を整理します。
Thrustmaster T150 とは — FFB 搭載で最も安価
T150 は、Thrustmaster がエントリー帯に投入した FFB 搭載モデルで、長らく「FFB 入門の最安選択肢」として定番化してきました。
Thrustmaster T150:HORI のハンコンの次に位置する、フォースフィードバック搭載モデルで最も安価なのが、Thrustmaster の T150 です。フォースフィードバックを搭載しており、2 ペダルが付属します。価格:約 3 万 2 千円と、HORI のハンコンの倍以上の価格になります。フォースフィードバックを体験したい方で、予算を抑えたい場合に選択肢となります。ただし、後述する Thrustmaster T300RS がセールなどで 3 万円台になることがあるため、もし同価格帯で手に入るなら、T300RS の方が圧倒的におすすめです。
— ピカーチャンネル「【グランツーリスモ7】対応ハンコン 9 機種を全てレビュー」より
「もし同価格帯で手に入るなら、T300RS の方が圧倒的におすすめ」という強烈な評価は、T150 を語る上で避けられない事実です。T150 の購入判断には常に「T300RS のセール待ちができるかどうか」が付きまといます。
基本スペック
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | Thrustmaster |
| シリーズ | T150 Pro / T150(基本モデル) |
| 駆動方式 | ベルトドライブ |
| FFB | あり(エントリーレベル) |
| 付属ペダル | 2 ペダル |
| 本体価格 | 約 3.2 万円 |
| 対応プラットフォーム | PlayStation 5 / PlayStation 4 / PC |
| 後継機 | T18(2 万円台で発売) |
HORI Apex(FFB なし)からの正統な次のステップ
T150 の最大の存在意義は、HORI Apex(FFB なし・約 1.6 万円)と T300RS(FFB 強・約 5 万円)の間を埋める価格帯ポジションです。
とにかく安くハンコンを試したい!HORI PS5 対応ハンコン(約 1.2 万円):フォースフィードバックなしでも、まずはハンコン操作を体験したい方に。フォースフィードバックは欲しいけど、予算は抑えたい!Thrustmaster T150(約 3.2 万円):フォースフィードバック搭載モデルで最も安価。ただし、セール時の T300RS と比較検討を。
— ピカーチャンネル「GT7 対応ハンコン 9 機種レビュー」より
「FFB は欲しいけど、予算は抑えたい」というユーザーにとって、T150 は明確な答えになります。HORI Apex の倍の価格を払って FFB を手に入れる、というのは、ハンコン体験の質的な進化として大きな投資です。
実際の使用感とフィーリング — 11 動画ぶんの体感を整理する
後継機 T18 との関係 — 2 万円台で発売
2024 年以降、T150 には後継機 T18 が登場し、2 万円台という低価格で発売されました。これが T150 の存在意義をさらに揺るがしています。
2 万円台で選ぶならコレ!Thrustmaster T18 vs T150、最強の入門ハンコンはどっち?徹底比較レビュー。今回は、スラストマスターから新しく発売されたハンドルコントローラー(ハンコン)「T18」と、長らく入門機の定番だった「T150」を徹底比較する動画を元に、どちらが最強の入門ハンコンなのかを深掘りしていきます。動画の投稿者は、これまでも多くのハンコンをレビューし、特に Thrustmaster T300 を高く評価してきましたが、今回は 2 万円台で購入できる T18 と T150 に焦点を当て、その実力と魅力をレビューしています。
— ピカーチャンネル「2 万円台で買える最強のハンコンはこれで決まりです!」より
T18 が 2 万円台で買えるなら、T150 の 3.2 万円は割高に見える場面が増えます。ただし T18 と T150 の機能差・耐久性差はまだ評価が定まっていない部分もあり、安定した実績で選ぶなら T150 という見方も依然として有効です。
USB ケーブル仕様の古さ
T150 の長寿モデルとしての一面は、ハードウェア設計の古さにも表れています。
T18 を PC に接続する際、初期設定では PC モードになっていない場合があります。その際は、モードボタンを長押ししながら特定の操作をすることで PC に認識させることができます。T150 が USB ケーブルが抜けない仕様になっているなど、やや古さを感じる点があるのに対し、T18 は最新の製品として使い勝手も考慮されています。ペダルについては、T18 のペダルは長ネジ(M6 程度)で固定が必要ですが、動画の撮影時にはネジが付属していなかったため、ガムテープで仮止めして試走しています。Thrustmaster のペダルは共通規格で、他の機種とも互換性があるため、アップグレードも容易です。
— 同動画より
「USB ケーブルが抜けない仕様」というのは、長期使用での故障リスクと修理性の悪さを意味します。T18 ではこの点が改善されている可能性があり、新規購入なら T18 の方が安心という見方もできます。
Thrustmaster ペダルの共通規格 — 将来のアップグレード経路
T150 のメリットの一つは、Thrustmaster エコシステム共通のペダル規格にあります。
Thrustmaster のペダルは共通規格で、他の機種とも互換性があるため、アップグレードも容易です。
— 同動画より
これは将来 T300RS / T-GT II / T598 等にアップグレードした際に、ペダルやシフターをそのまま流用できる、という資産性を意味します。Thrustmaster エコシステムの入り口として、T150 で投資した周辺機器は無駄になりません。
価格高騰時代の難しさ
T150 の評価を複雑にしているのが、過去の価格と現在の価格の乖離です。
Thrustmaster T150(スラストマスター T150):かつては格安で様々なシフターに対応し、隠れた名機でしたが、現在では価格が高騰し、T300 の方がコストパフォーマンスが良い状況です。2 万円台後半で販売されていれば、非常におすすめできる製品でした。総合的に判断すると、現時点での「グランツーリスモ最強シム」は、ファナテックの製品群が最もバランスが取れていると言えるでしょう。
— ピカーチャンネル「【GT7】これはもう世界最強シミュレーター」より
「2 万円台後半で販売されていれば、非常におすすめできる」という条件付き評価は、T150 の歴史的な変遷を示しています。3.2 万円となった現在は、後継 T18(2 万円台)の方が「過去の T150 のポジション」を引き継いでいる、と考えることもできます。
競合との位置関係
| 製品 | 価格 | FFB | 位置づけ |
|---|---|---|---|
| HORI Racing Wheel Apex | 約 1.2〜1.6 万円 | なし | FFB なし最安 |
| Thrustmaster T18 | 約 2 万円台 | あり | T150 後継・最新エントリー |
| Thrustmaster T150 | 約 3.2 万円 | あり | 本記事の対象 |
| Logitech G29 / G923 | 約 4〜5 万円 | あり | 定番中堅 |
| Thrustmaster T300RS | 約 5 万円(セール時 3 万円台) | あり(強) | 5 万円台の標準機 |
こんな人におすすめ/向かない人
✅ おすすめな人
- HORI Apex(FFB なし)から FFB 体験へ進化したい人
- 3 万円台で FFB 入門したいが、T18(2 万円台)の最新製品より「実績ある定番」を選びたい人
- 将来 T300RS / T-GT II 等にアップグレードする際、T150 のペダルやシフターを流用したい人(Thrustmaster エコシステム)
- T300RS のセール(3 万円台)が当面期待できないタイミングで急ぎ FFB が欲しい人
❌ 向かない人
- 2 万円台後半で買える後継機 T18 を選べる人 → T18 が現代版 T150 として有力
- T300RS のセール価格(3 万円台)が出るタイミングを待てる人 → T300RS の方が拡張性で大幅に上回る
- USB ケーブル交換性などのメンテナンス性を重視する人(T150 は USB ケーブル非交換式)
- 長期使用で熱ダレに悩まされたくない人 → DD ハンコン(CSL DD など)を検討
まとめ:T150 は「FFB 入門の正統だが、立ち位置は微妙」
11 動画にわたるピカーチャンネルでの言及から得られる結論は、Thrustmaster T150 が 「FFB 搭載最安というポジションは今も有効だが、後継 T18(2 万円台)と T300RS セール(3 万円台)に挟まれて立ち位置が微妙」 という評価です。「いますぐ FFB が必要」「T300RS のセールを待てない」「実績のある定番を選びたい」といった条件があれば T150 は有力候補ですが、新規購入で時間に余裕があるなら、T18 を試すか T300RS のセールを待つ方が賢明です。
関連動画
よくある質問
Q1. T150 と T18 はどちらを選ぶべきですか?
A. 新規購入なら T18 が有力です。価格が約 1 万円安く、USB ケーブル交換性などの使い勝手も改善されています。ただし T18 は新製品で長期実績がまだ薄いため、「実績のある定番」を選びたいなら T150 という見方も依然有効です。
Q2. T150 と T300RS セール時は?
A. T300RS が 3 万円台でセール販売されている場合、迷わず T300RS を選ぶべきです。FFB の力強さ・3 ペダル付属・ハンドル交換可能性のすべてで T300RS が大幅に上回ります。動画でも「同価格帯で手に入るなら、T300RS の方が圧倒的におすすめ」と明確に述べられています。
Q3. HORI Apex から T150 への乗り換えは価値がありますか?
A. FFB 体験を求めるなら価値があります。HORI Apex(1.6 万円)から T150(3.2 万円)への乗り換えは差額 1.6 万円。FFB という機能の対価としては、シミュレーター体験の質的な進化を伴うので、納得感のある投資です。
Q4. T150 のペダルは将来も使えますか?
A. はい。Thrustmaster のペダルは共通規格で、T300RS / T-GT II / T598 等の上位機にアップグレードしても流用できます。これは Thrustmaster エコシステムの大きな強みです。
Q5. PS5 で動作しますか?
A. 動作します。T150 は PS5・PS4・PC に対応しています。GT7 でも公式サポートされています。