Cube Controls Formula Pro レビュー|F1 チーム公認シム由来のリム最高峰
結論から言うと、Cube Controls Formula Pro は「F1 チームのシミュレーター開発会社が手掛けるフォーミュラ専用ステアリングリムの最高峰」です。F1 ライセンスこそ取得していないものの、F1 チームの実機シミュレーターを開発している同社が作る「最もリアルな F1 マシンに近いリム」として、シムレース界での地位を確立しています。本物の F1 体験を追求する超上級者向け、それ以外には不要、というニッチな製品です。
Cube Controls Formula Pro とは — F1 チーム公認シム由来のリム
「rFactor」が手掛けた最新シリーズが「Formula Pro」。これは F1 マシンのライセンスこそ取得していないものの、F1 チームのシミュレーターを開発する会社が作った「フォーミュラカー」であり、理屈上は「最もリアルな F1」と言えるでしょう。特にエンジンサウンドにはこだわりがあり、V10 エンジンを彷彿とさせるサウンドが特徴です。この「Formula Pro」が先日リリースされたばかりということで、早速そのリアルさを体験してみることにしました。
— ピカーチャンネル「最新最強 F1 シミュレーター」より
Cube Controls はイタリア発のステアリングリムメーカーで、F1 チーム実機シミュレーター用ハードウェアの開発に関わってきた背景があります。Formula Pro は、その本物の F1 マシンに最も近いリムとして、Simucube 2 Ultimate などのハイエンドベースに装着するのが定番です。
「あまりにもリアルすぎて運転できない」衝撃
あまりにもリアルすぎて「運転できない」衝撃。実際に「Formula Pro」をドライブしてみると、そのリアルさに圧倒されました。正直なところ、あまりにもリアルすぎて、まともに運転することができません。現代の F1 マシンに乗った経験はない私ですが、これまでの様々なレーシングシミュレーターの経験から言っても、理屈上、これが最も F1 に近い体験であることは間違いありません。
— 同動画より
「あまりにもリアルすぎて運転できない」「これが最も F1 に近い体験」というピカーさんの率直な感嘆が、Formula Pro の本質を示しています。これは「楽しめるシム」ではなく「本物のレーサーが訓練するためのシム」であり、一般ユーザーが箱出しで楽しめる類の機材ではありません。
タイヤマネジメントの壁 — プロドライバーの現実
特に難しかったのが、タイヤのマネジメントです。走り始めのタイヤは冷え切っており、グリップ力が非常に低い状態です。この状態でコーナーに進入すると、簡単にアンダーステアが出てしまい、思い通りのラインをトレースできません。さらに、ブレーキも全く効かず、あっという間にコースアウトしてしまいます。プロのドライバーが「タイヤを温める」という行為がいかに重要か、身をもって体験しました。1 周走ってようやくタイヤが少し温まってくると、ハンドルが重くなり、路面からのフィードバックがより明確に伝わってきます。しかし、今度は急ブレーキでタイヤをロックさせてしまい、「フラットスポット」を作ってしまいました。
— 同動画より
「タイヤを温める」「フラットスポットを作ってしまう」という体験は、本物の F1 ドライバーが日常的に直面する課題。Formula Pro + rFactor 2 の組み合わせは、そうした「プロドライバーの現実」を個人で体験できる稀有な環境です。
F1 公認モーションシムへの展開
F1 公認のモーションシミュレーターを rFactor 2 ベースに開発中と公式発表!
— ピカーチャンネル「F1 公認モーションシミュレーター開発」より
Formula Pro が組み込まれる rFactor 2 ベースのモーションシムは、F1 公認製品として実機ドライバートレーニング用にも使われる本格機材。個人購入できる Cube Controls Formula Pro は、その「実機シム由来」の血統を受け継ぐリムです。
70 万円の最強ステアリング — シムレーサーの到達点
総額 70 万使った結果!最強ハンコンのステアリングを発表
— ピカーチャンネル「総額 70 万使った最強ハンコンステアリング」より
シムレーサーが到達できるステアリングリムへの投資の上限を示す動画。Cube Controls 系のリムは数十万円のオーダーで、Simucube 2 Ultimate(40 万円)と組み合わせると総額 70 万円超のシステムになります。
こんな人におすすめ/向かない人
✅ おすすめな人
- 本物の F1 体験を個人で追求するプロ志向
- F1 / F2 ドライバーを目指すリアルレーサー
- Simucube 2 Ultimate などハイエンドベースを既に所有している超上級者
- 機材投資に予算上限がない経営者・コレクター
❌ 向かない人
- 初めての DD ハンコン → CSL DD(4.7 万円)または DD Pro
- 「楽しめるシム」を求める人 → GT7 / iRacing / ACC
- F1 / フォーミュラ以外の車種をメインで遊ぶ人 → 汎用リムで十分
まとめ:「F1 体験を追求する超上級者の最終形」
3 動画にわたるピカーチャンネルでの言及から得られる結論は、Cube Controls Formula Pro が「F1 シミュレーター開発会社由来の本物指向のリム」というポジションです。「あまりにもリアルすぎて運転できない」と感嘆させる本気の機材で、Simucube 2 Ultimate などのハイエンドベースと組み合わせて初めて真価を発揮します。一般購入対象ではない、超上級者の到達点です。
関連動画
よくある質問
Q1. F1 ライセンス取得済み?
A. F1 ライセンスは取得していません。ただし「F1 チームのシミュレーター開発会社が作ったフォーミュラカー」として、理屈上は最もリアルな F1 体験を提供するリムです。
Q2. ベースは何が必要?
A. Simucube 2 Ultimate / Pro などのハイエンド DD ベースが推奨。Fanatec DD2 / DD1 でも装着可能ですが、Cube Controls の真価は Simucube 系で最大化されます。
Q3. F1 以外の車両でも使える?
A. フォーミュラ専用設計のため、GT3 / 市販車では汎用リムの方が使いやすい場面が多いです。F1 / F2 / フォーミュラタイトル専用と割り切るのが妥当。