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Logitech G29 レビュー|シフター付属で 6 万円、定番ハンコンは今も買いか
結論から言うと、Logitech G29(ロジクール G29 Driving Force)は 2026 年時点でも「最初の 1 台」として有効な定番ハンコンです。本体価格は約 4 万円、6 速マニュアルシフター付属セットなら約 6 万円。FFB は 2.2 N·m のギアドライブで、上位の T300RS(5 万円)や DD ハンコンには劣るものの、ロジクールブランドの完成度・拡張機材との総額の安さ・PS5 対応という条件で、入門者の最有力候補の一つです。
この記事では、ピカーチャンネルで 47 動画にわたって言及されてきた G29 について、これからシムレースを始める初心者と「HORI から一歩進みたい」層を主な対象に、ペダル・FFB・シフター・後継 G923 との関係を整理します。
Logitech G29 とは — 「定番中の定番」
G29 は Logitech G の Driving Force シリーズの中核モデルで、シムレース界では「定番中の定番」と呼ばれる長寿モデルです。発売から年月が経っていることもあり、ピカーチャンネルでは「lifecycle: legacy_or_long_running」の位置づけとして整理されています。
Logicool G29 — ロジクールが長年培ってきたドライビングフォースの流れを汲むのが、G29 です。3 ペダルが付属し、シフターとセットで販売されていることが多いです。6 速マニュアルシフターもセットで手に入るのは魅力的です。価格はシフターセットで約 6 万円、ハンコン単体では 4 万円台で購入できます。
— ピカーチャンネル「【グランツーリスモ7】対応ハンコン 9 機種を全てレビュー」より
基本スペック(products_master.csv 正本)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 製品 ID | PRD0129 |
| 正式名 | G29 Driving Force |
| ブランド | Logitech G |
| 駆動方式 | ギアドライブ |
| ピークトルク | 2.2 N·m |
| 本体価格 | 約 4 万円(参考価格 $299 / 約 47,161 円) |
| シフターセット価格 | 約 6 万円(6 速 H パターンシフター付属) |
| ペダル | 3 ペダル付属(クラッチあり、角度検知式) |
| 対応プラットフォーム | PlayStation 5 / PlayStation 4 / PC |
| ライフサイクル | legacy_or_long_running(長寿モデル) |
FFB とハンドリングの実際
G29 の FFB はギアドライブ方式の 2.2 N·m。これは現代の中級機 T300RS(ベルトドライブ・FFB 強)や DD 機種(10 N·m 級〜)と比べると明確にエントリーレベルですが、ロジクールらしい「バランスの良さ」が長く愛される理由です。
ロジクール製品らしく、非常にバランスの取れた作りが特徴です。本格的なシミュレーターというよりは、ゲームでハンドル操作を楽しみたい方に適しています。…スペック的には T300RS に一歩譲る部分もありますが、ロジクールブランドへの信頼や、シフターがセットで手に入る手軽さを重視するなら、良い選択肢となるでしょう。
— ピカーチャンネル「GT7 対応ハンコン 9 機種レビュー」より
つまり G29 は「本格シミュレーターを追求するための機材」というより、「ゲームを快適に・楽しく遊ぶための機材」という位置づけです。これを誤解せずに買えば、満足度は高く保てます。
ペダルの軽さ — 改造前提という現実
G29 の付属ペダルには、ピカーチャンネルでも広く知られた弱点があります。
ブレーキペダルが非常に軽いため、内部にゴムを追加するなどの改造で、よりリアルな踏み心地に改善することが推奨されます。
— ピカーチャンネル「GT7 対応ハンコン 9 機種レビュー」より
このため、G29 を本気で長く使うつもりなら、購入後の早い段階でペダルへのゴム追加 MODを施すのが定番化しています。具体的な改造方法は YouTube やシムレースコミュニティに豊富な情報があり、難易度も高くありません。
シフター付属の強み
G29 の最大の特徴は、6 速マニュアル H パターンシフターがセットで手に入ることです。同価格帯の他機種ではシフターが別売(しかも 1〜2 万円する)であることを考えると、G29 のセット価格 6 万円は、ハンコン単体だけで判断するべきではありません。
シフターやクラッチペダルを含めたトータルコストで考えると、G923 はメリットがあります。T300 でシフターまで揃えようとすると 8 万円から 9 万円程度かかるのに対し、G923 であれば本体と G29 用シフターを合わせても 6 万円台で揃えることが可能です。
— ピカーチャンネル「【G923】グランツーリスモ 7 で再検証!G29 からの進化が凄い」より
同じく G29 でシフターセットを買えば、6 万円で「ハンコン本体+クラッチペダル+ H パターンシフター」が揃う一式になります。これは Hパターンシフトを楽しみたいユーザーにとって最もコスパの高いパッケージです。
首都高バトル 2025 での設定
2025 年発売の「首都高バトル 2025」でも、開発元気さんが G29 を含む Logicool 製ハンコンに対応する推奨設定を公開しています。
特に重要なのが、以下の設定です。Logicool 製ハンコンの場合:感度 53、動作範囲 360 度。Thrustmaster 製ハンコンの場合:動作範囲 360 度。この「動作範囲 360 度」という設定は非常に重要で、これを間違えると車の挙動が全く異なって感じられます。
— ピカーチャンネル「首都高バトル 2025 速攻プレイ!ハンコン設定を詳しく解説」より
G29 をお持ちの方は、ロジクール G HUB ソフトウェア側で動作範囲 360 度を設定したうえで、ゲーム内感度 53 を試すことが推奨されています。
後継機 G923 との関係
G923 は G29 の正統後継モデルで、TRUEFORCE という路面の振動を細かくハンドルに伝える機能が追加された一台です。
Logitech G293:G29 と比較して、高解像度で「TrueForce」という路面の振動や車の挙動をよりリアルに再現する機能が強化されています。TrueForce は、ゲーム内の物理エンジンと連動し、路面状況やタイヤのグリップ、エンジンの振動などをより細かくハンドルに伝える技術です。非常にリアルな挙動を再現し、筆者も個人的に気に入っているといいます。G29 との価格差(約 1 万円)を考慮し、どちらを選ぶか悩むところです。
— ピカーチャンネル「ハンコンの闇が深い!2023 年ハンコン選び!」より(※「G293」は動画内の発音表記、製品名は G923)
つまり「同じ価格帯で、より新しい・路面表現が豊か」なのが G923 です。G29 と G923 の選択は次のように整理できます:
- G29: シフター付属の中古含めた在庫が豊富、価格優位、ロジクール定番の安心感
- G923: TRUEFORCE による路面表現の進化、価格は約 1 万円高
新規購入なら G923 の方が将来性があり、G29 はセール時の値ごろ感があれば「中古/長く使う前提」で選ぶ、というのが妥当な判断軸です。
実際の使用感とフィーリング — 47 動画ぶんの体感を整理する
ギアドライブ 2.2 N·m の体感的な意味
G29 のトルク 2.2 N·m は、最新 DD ハンコン(5〜25 N·m)と比べると明確にエントリーレベルですが、実用上の意味を理解しておくと選択判断がぶれにくくなります。
Logitech G29/G920: 約 2.1〜2.2 N·m / Thrustmaster T300RS: 約 3.6〜3.9 N·m / Thrustmaster T500RS: 約 4.4 N·m / Fanatec CSW V2: 約 7.1 N·m。私の経験から言うと、Simucube 2 Sport(約 17 N·m)を使っている際でも、実際にプレイ中に使用するトルクは 7 N·m 程度、時には 5 N·m 程度で十分だと感じています。実車のパワーステアリング付きの車であれば、5 N·m もの力が必要になることはほとんどありません。
— ピカーチャンネル「超高性能で低価格ハンコン 定番になりそうなハンコンが新発売」より
つまり「実走で使うトルクは多くの場面で 5〜7 N·m」というのが上級者の体感値。G29 の 2.2 N·m は、実車のパワーステアリングよりやや軽い領域で、軽自動車的なステアリング操作感に近い、と理解すると分かりやすいでしょう。これが G29 が「ゲーム的な楽しさ」に最適と評される一因です。
「ガチャガチャしたい」H パターンシフターの楽しさ
G29 のもう一つの特徴は、別売 H パターンシフター(Driving Force Shifter)との相性です。
G29 は、ハンコンのエントリーモデルとして非常に人気が高く、コストパフォーマンスに優れた一台です。特筆すべきは、クラッチペダルを含む 3 ペダルセットが標準で付属している点。これにより、別売りの H パターンシフター(Driving Force Shifter)を組み合わせることで、実車のようなクラッチ操作とマニュアルシフトを体験できます。動画で言及されている「ガチャガチャしたい」という表現は、まさにこの H パターンシフターを使ったギアチェンジの楽しさを指していると言えるでしょう。
— ピカーチャンネル「【PS 対応】GT7 最強ハンコン 7 選」より
「ガチャガチャしたい」というピカーさん独特の口語表現は、H パターンシフターでギアを入れる楽しさを的確に伝えています。GT7 の旧車・MT 車種、Forza、Gran Turismo 系のヒストリックカーを楽しむなら、この「ガチャガチャ」体験は他のハンコン構成では得難い魅力です。
「DV じゃないけどトルホスは付いてる」ギアドライブの正直な評価
G29 は DD(ダイレクトドライブ)方式ではないものの、十分な FFB を搭載しています。
フォースフィードバックはギア駆動方式を採用しており、路面からの手応えをしっかりと伝えてくれます。動画では「G29 さん、DV じゃないんですけど、トルホスが付いたもの。」とあり、ダイレクトドライブ方式ではないものの、十分なフォースフィードバック(トルクフォース)を搭載していることが強調されています。これから本格的にシミュレーターの世界に入りたい方や、マニュアル操作の醍醐味を味わいたい方にとって、G29 は最適な選択肢となるでしょう。
— 同動画より
「DV じゃないけどトルホスは付いてる」というのも、ピカーさんの動画ならではの簡潔な表現です。「DD ハンコンほどの精細さは無いが、ハンコン体験の醍醐味は十分得られる」というのが G29 の核心です。
「最高級ハンコンに勝つ」逆説 — 慣れたハンコンの強み
G29 の意外な実力は、最高級ハンコンとのタイムアタック比較で示されました。
4 万円台の G29 と、120 万円を超えるセット。この価格差は一体何をもたらすのでしょうか?衝撃のタイムアタック結果:高級ハンコンはタイムが出ない!?高級ハンコン(Gran Turismo DD Extreme + ClubSport Pedals V3)で iRacing を走行しました。確かに、ハンドルの動剛性やペダルの質感は非常に高く、操作している感覚は素晴らしいものです。しかし、肝心のタイムはというと……「全然出ない」のです。G29 で出したタイムが約 12 秒だったのに対し、高級ハンコンでは 13 秒 9、14 秒 5、14 秒 7 と、G29 よりも 1 秒以上遅いタイムしか出せませんでした。
— ピカーチャンネル「最安値ハンコン VS 最高級ハンコン!何故高いハンコンは速く走れないのか」より
「慣れているハンコン」の方がタイムが出る、という事実は、ハンコン選びの本質を象徴しています。G29 で長く使い込んできた人にとって、すぐに買い替える理由は必ずしも無い、ということでもあります。
性能の序列 — T300 / G923 / G29
同価格帯〜近接価格帯のハンコンの性能序列について、ピカーさんは次のように整理しています。
性能の序列としては、T300 > G923 > G29 といった印象です。G923 は T300 にかなり近い性能を持っていると言えます。
— ピカーチャンネル「【G923】グランツーリスモ 7 で再検証!G29 からの進化が凄い」より
G29 が「序列の最下位」というのではなく、「上位機との差を理解したうえで、自分の用途に合えば選ぶ」のが正解です。本格シミュレーター(iRacing 等)で速さを追求するなら T300RS / G923 / DD 機種、ゲームとしてシムレースを楽しむなら G29 で十分、というラインです。
こんな人におすすめ/向かない人
✅ おすすめな人
- これからシムレースを始める完全初心者
- HORI レーシングホイールエイペックスから一歩進みたい層
- H パターンシフター付きのパッケージを 6 万円で揃えたい人
- ロジクール製品が好き/信頼している人
- ペダル改造(ゴム追加)を厭わない DIY 派
- 本格シムよりも「ゲームを楽しく」プレイしたい人
❌ 向かない人
- 本格的にタイムを詰めたい中級〜上級者 → Thrustmaster T300RS / Logitech G923
- 路面の細かな振動表現(TRUEFORCE)を体験したい人 → Logitech G923
- DD ハンコンの圧倒的レスポンスを求める人 → Fanatec DD Pro / CSL DD
- ペダル改造はせず、すぐに完璧な状態で使いたい人
まとめ:G29 は「最初の本格ハンコン」として今も有効
47 動画にわたるピカーチャンネルでの言及から得られる結論は、Logitech G29 が 「最初の本格ハンコン、長く付き合える定番機」 として 2026 年でも有効な選択肢、ということです。FFB の力強さや路面表現では後継 G923 や T300RS に譲るものの、シフター付属で 6 万円というパッケージ完成度、ロジクールの安心感、PS5 対応という基本要件を、エントリー価格でしっかり満たしています。「ゲームを楽しく遊ぶための機材」と割り切れるなら、これ以上にない長寿モデルです。
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よくある質問
Q1. G29 と G923 はどちらを選ぶべきですか?
A. 価格差が約 1 万円で、G923 は TRUEFORCE による路面表現が進化しています。新規購入なら G923 の方が将来性があり、G29 はセール時や中古での値ごろ感があれば選ぶのが妥当です。
Q2. ペダルのゴム追加改造は必須ですか?
A. 必須ではありませんが、強く推奨されています。ブレーキペダルが軽すぎて精度が出にくいため、ゴム追加でリアルな踏み心地に改善するのが定番化しています。改造は YouTube に多数の解説動画があり、難易度は高くありません。
Q3. PS5 で使えますか?
A. はい、G29 は PS5・PS4・PC に対応しています。GT7 でも公式サポートされています。
Q4. シフターセットと本体単体、どちらを買うべきですか?
A. H パターンシフト操作を楽しみたいならシフターセット推奨です。後から別売シフターを買うと総額が高くなります。シフターは要らない・パドルシフトのみで良いなら本体単体でも十分です。
Q5. T300RS とどう違いますか?
A. T300RS(約 5 万円・ベルトドライブ・FFB 強)の方が性能は上ですが、シフターは別売です。総額で揃えると T300RS は 8〜9 万円、G29 シフターセットは 6 万円です。性能か総額か、で選ぶことになります。